目次
美容師が意外と知らないpHとpkaの関係性チオ編
前回の記事で書かせて頂きました
ブログが好評でしたので
第2弾 pHとpkaの関係性
チオの検証をお見せしたいと思います
pHが6.8の基材とpH7.8の基材
両方に溶剤のチオを10%入れます
この溶剤のチオは酸性のチオとよく言われるものですね
酸性のチオと言われると酸性領域でチオの効果が出ると皆さま思いがちですが
やっぱり酸性のチオは効果が発揮しにくかった(涙)
チオはアルカリ領域で効果が出ますが酸性に振られると効果は出にくい!
でも、使い方でチオの特性を知った上で使う方法がありますが
それは教えません
頑張って検証したください
チオ pka数値
チオグリコール酸 pka 10.4
検証
検証といえばナオミさん
超チリチリです、ナオミさんの1部分を使用します
先程調合した薬剤
pH6.8の基材とpH7.8の基材をナオミさんに塗布!
どっちのチリチリが真っ直ぐなるか?
結果
左側はpH6.8の基材にチオを10%
右側はpH7.8の基材にチオ10%
左側は伸びてないですがまぁまぁ伸びてます
pH6.8の基材でも少しチオの効果は出ます
pH7.8の基材ではほんとんど癖はなく綺麗に伸びています
pH6.8とpH7.8ではこんなにも差が出ます
意外にpkaとpHの事を知らない美容師さんが多くて悲しい😭のですが
検証はpkaとpHに基づいてやる事をオススメします
そうしないとメチャクチャ薬剤が出来上がり
何が効果を出してるかわからなくなってしまいます
メチャクチャな薬剤で検証してたまたま上手くいったら
次はゲスト様に試そうとしますよね
ゲスト様にその薬剤を塗布する事の恐ろしさを今1度考えてみて下さい
美容師の追っかけしてるんやったら検証もっとして勉強してゲスト様に喜んでもらいましょう
講習に参加しているあなたが理解した上で講習を受けないと事故を起こす事になりますよ
なにせ私がそうでしたからw
ありがとうございました
コメントを残す