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美容師が意外と知らないpHとpkaの関係性GMT編(フルウェットアイロンでの検証)
前回の記事が好評でしたので
こちらも読んでない方は読んで下さい
GMTのpka
GMT pka 7.81
GMTやスピエラなどは油なのでpHは存在しません、基材のpHがある事でpkaが出て効果を発揮します
GMT pkaの検証
pHが6.8の基材にGMTを10%で調合
もう1つは
pHが7.8の基材にGMT10%で調合
これは7.8の基材にGMT10%入れた方の
pHを測定しました。
薄緑になってますのでpHが少し下がって、6と7の間ぐらいのpHです
こちら6.8の基材にGMT10%を入れた方です
pHはGMTで少し下がるんですね
6と5の間のpHです
これは6.8と7.8を比べてみましたw
GMTを入れると少し下がる事が分かったと思います
これをナオミさんの襟足に塗布しました
10分放置して
流します
今回はフルウェットアイロンで検証しました
左が7.8 右が6.8 です
GMTのpkaは7.81 なので
やはりpHが高い7.8の基材にGMTを10%入れた薬剤の方が癖が伸びてますね
右の6.8の基材にGMT10%を入れた方は
少しヨレが出ています
結果
6.8の基材にGMT10%は癖にヨレが残る
7.8の基材にGMT10%は癖が伸びる
pka通りの結果が出ました
今回はフルウェットアイロンでの検証でしたのでこれがフルドライでしたら伸びは甘くなっていたでしょう
どうしてもストレートアイロンの先と根元は温度が下がる為にパネルの両端がヨレ易くなります
pHが下がるとストレートアイロンの操作が難しくなる事も検証する事が出来ました
今回使用した基材と溶剤
オレンジコスメ🍊
アンセス6.8(pH6.8)
アンセス7.8(pH7.8)
アンセス SP22(スピエラ)
ありがとうございました😊
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